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じゃあ何くれるの?

Episode24
子供におつかいを頼む。
「じゃあ何くれるの?」と聞いてくる。
システム化のときも、ユーザー企業の担当者は同じ思い。
「どうせ、上が決めたこと。自分が楽になるわけでもないし・・・」
ユーザー企業にヒアリングに行く。
大抵、担当者は非協力的。
「自分には関係ないよ」と口には出さないが、
「この忙しい時に・・・」と顔に書いてある。

しかしシステム化は、情報システム部門だけの協力では完成しない。
各部門の担当者の協力なしでは成功しない。

そこで我々は工夫をしなくてはいけない。
ユーザ企業の幹部が合意したシステム化なのだから、
当然、各部門の担当者は協力して当り前と思ってはいけない。
各部門におみやげを用意しなくてはいけない。
システム化することで、各部門へのインセンティブは何なのか。
例えば、
営業部門にとっては、顧客管理が容易になる。
企画部門にとっては、ユーザーの声を企画に活かせ易くなる。
経理部門にとっては、月締め処理が容易となる・・・とか。
各部門へのインセンティブ、おみやげを用意しなくては、システムはうまくいかない。
システム化の最大の目的は、ユーザ企業の全社最適化なのだから。
ただし、予算の枠の中で。

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